Usen　C50　画像Only
2007年01
2006年12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005年12 11 10 09 08 07 06 _05_04_03 02

2007-01-1

『 Yasukuni Terashima Presents Jazz Bar 2006 』／V.A.
DIW RECORDS　　TYP-006

新年一発目に紹介するジャズのニュー・ディスクは、寺島靖国氏の年末恒例コンピレーション『Jazz Bar』シリーズ2006年もの！氏の選曲におけるポリシーは、とにかく甘い美曲を選ぶということ。昔からジャズ界は「甘さ」に対して否定的な立場をとっていて、ジャズは辛いものというスタンスを大事にしてきた。そんな中、「甘くてどこが悪い！」そう開き直って甘さを全開にしたのが歴代の『Jazz Bar』シリーズということになるらしい。今作も、大甘の美曲やビタースウィートなナンバーがズラリと並ぶ。素晴らしい曲に出会えた時の悦びは何事にも代えられない。

1:05:06 Usen C50 2007年01月01日1枚目 『 Yasukuni Terashima Presents Jazz Bar 2006 』/V.A.
1 Staccato(05分30秒)
2 Canco No.6(04分30秒)
3 Darn That Dream(06分46秒)
4 Ecstacy(06分46秒)
5 Taboo(07分05秒)
6 Angel In Blue(02分52秒)
7 The Dragon(03分29秒)
8 Boulevard Of Broken Dreams(07分48秒)
9 Dance Fragile(04分45秒)
10 Purest Heart(06分13秒)
11 Love Letter(03分42秒)
12 Sister Cheryl(05分40秒)

『 Mighty Burner 』／Frank Catalano
Village Again Association　　VIA-0052

ジェニファー・ロペス、ディスティーズ・チャイルド、ジョン・レジェンド他、多くのトップ・アーティストの作品に参加し、ハービー・ハンコッコクやジミー・マクグリフ、ジョニー“ハモンド”スミス、ジョン・メデスキーといったアーティストとジャムを繰り広げた、現在世界で最も熱い話題のサックス・プレイヤー、フランク・カタラーノ！最新作は、USビルボード・ジャズ・チャートを駆け上がった噂の強烈ファンク・アルバム！ALタイトル曲『Mighty Burner』のモーリス・ジョシュアMIXはクラブ・シーンでも大好評！

0:54:58 Usen C50 2007年01月01日2枚目 『 Mighty Burner 』/Frank Catalano
1 Mighty Burner(06分21秒)
2 Love Bugaloo(05分45秒)
3 Tuna Town(10分06秒)
4 Burner's Blues(12分13秒)
5 God's Love For Music(06分47秒)
6 Mighty Burner (Maurice Joshua Mix)(03分48秒)
7 Impressions(09分58秒)

2007-01-08

『 New York Revisited 』／Vladimir Shafranov Trio
ATELIER SAWANO　　AS-062

ウラジミール・シャフラノフの新作は、傑作“WHITE NIGHTS”以来10数年ぶりのNYC録音。今や北欧を代表するジャズマンとなった彼が30代半ば以来久しぶりに訪ねた「ジャズの故郷」では、ベースのジョージ・ムラーツやドラムスのビリー・ハートら旧友たちが待っていた。収録曲は当時のレパートリーに加えジョビンやショパンの名曲も。腕も気心も知れた名手たちによる円熟のプレイが味わえる、極上のピアノ・トリオ作品がここにある。

0:51:19 Usen C50 2007年01月08日1枚目 『 New York Revisited 』／Vladimir Shafranov Trio
1　Ｍａｙｂｅ　Ｓｅｐｔｅｍｂｅｒ（06分33秒）
2　Ｍｙ　Ｒｏｍａｎｃｅ（05分58秒）
3　Ｌｏｔｕｓ　Ｂｌｏｓｓｏｍ（07分26秒）
4　Ｉｎｕｔｉｌ　Ｐａｉｓａｇｅｍ（06分00秒）
5　Ｄｉｇ（03分00秒）
6　Ａｕｔｕｍｎ　Ｉｎ　Ｎｅｗ　Ｙｏｒｋ（08分22秒）
7　Ｐｒｅｌｕｄｅ　Ｎｏ．２０（07分15秒）
8　Ｂｉｒｋ’ｓ　Ｗｏｒｋｓ（06分45秒）

『 Nothern Lights 』／Mike Mainieri
NYC Records　　NYC-6037

ステップス・アヘッドのボスであるマイク・マイニエリが、自身の名義としては7年ぶりの新作をリリース。ブッゲ、ニルス・ペッター、アイヴィン・オールセットらノルウェーのフューチャー・ジャズ軍団が総勢で参加。ビヨークの“I've Seen It All”、マイルスの“Flamenco Sketches”、コルトレーンの“Naima”などの名曲が、ギル・ゴールドステインのストリングス・アレンジや、ヒップ・ホップ的なプログラミング・リズムを導入することで、マイニエリ流フューチャー・ジャズ・サウンドに変化。そしてそこに絡むマイニエリの魅惑のヴィヴラフォン&マリンバは、別世界へと誘ってくれる。

0:37:10 Usen C50 2007年01月08日2枚目 『 Nothern Lights 』／Mike Mainieri
1　Ｎａｔｕｒｅ　Ｂｏｙ（07分57秒）
2　Ｉ’ｖｅ　Ｓｅｅｎ　Ｉｔ　Ａｌｌ（07分47秒）
3　Ｖｅｒｔｉｇｏ（08分18秒）
4　Ｆｌａｍｅｎｃｏ　Ｓｋｅｔｃｈｅｓ（06分59秒）
5　Ｎａｉｍａ（06分09秒）

『 MALENE 』／MALENE MORTENSEN
Columbia　　COCB-53589

話題の北欧ジャズ・シーンより、前作が新人ながら驚異的なロング・ヒットを記録した注目の若手女性シンガー・ソングライター“マレン・モーテンセン”待望のセカンド・アルバムが到着。プロデュースはクリス・ミン・ドーキーだが、収録曲中7曲がマレン自身のコラボレートしたオリジナル楽曲で、残り5曲はビリー・ホリディやアレサ・フランクリン、ボニー・レイット、ジョンン・メイヤー、イーグルスのカヴァーという幅広い内容。透明感ある清らかで滑らかなヴォーカルが最大の魅力。

0:31:32 Usen C50 2007年01月08日3枚目 『 MALENE 』／MALENE MORTENSEN
1　Ｔｅｍｐｔａｔｉｏｎ（03分51秒）
2　Ｍｏｒｎｉｎｇ　Ｓｕｎ　＆　Ｖｅｌｖｅｔ　Ｍｏｏｎ（03分46秒）
3　Ｃｉｔｙ　Ｌｏｖｅ（04分12秒）
4　Ａｎｏｔｈｅｒ　Ｄａｙ（04分10秒）
5　Ｌａｕｇｈｉｎ’　Ａｔ　Ｌｉｆｅ（03分25秒）
6　Ｄｅｓｐｅｒａｄｏ（04分17秒）
7　Ｎｏｖｅｍｂｅｒ　Ｃａｍｅ（03分46秒）
8　Ｅｍｐｔｙ　Ｓｋｉｅｓ（04分05秒）

2007-01-15

『 Lush Life 』／Roberta Gambarini & Hank Jones
55 RECORDS　　FNCJ-5519

史上初めてデビュー作でジャズ・ディスク大賞ヴォーカル賞を獲得したロバータ・ガンバリーニ、待望の最新作は巨匠ハンク・ジョーンズを迎えての夢のコラボレーション・アルバム。今年88歳になるジャズ・ピアノの巨匠は、「ロバータとなら10作でも20作でも共演したい」とまで語り、素晴らしい演奏で彼女をサポート。有名スタンダードから隠れた名曲まで、ロバータの声そのものが持つ美しさ、圧倒的な歌唱力は、衝撃のデビュー作をも凌駕する出来栄え。

1:01:51 Usen C50 2007年01月15日1枚目 『 Lush Life 』／Roberta Gambarini & Hank Jones
1　Ｙｏｕ　Ａｒｅ　Ｔｈｅｒｅ（02分48秒）
2　Ｉ’ｌｌ　Ｂｅ　Ｔｉｒｅｄ　Ｏｆ　Ｙｏｕ（05分09秒）
3　Ｗｈｅｎ　Ｌｉｇｈｔｓ　Ａｒｅ　Ｌｏｗ（05分00秒）
4　Ｄｅｅｐ　Ｐｕｒｐｌｅ（05分18秒）
5　Ｒｅｍｉｎｉｓｃｉｎｇ（06分06秒）
6　Ｓｕｐｐｅｒｔｉｍｅ（03分11秒）
7　Ｊｕｓｔ　Ｓｑｕｅｅｚｅ　Ｍｅ（06分22秒）
8　Ｓｔａｒｄｕｓｔ（06分22秒）
9　Ｌｕｓｈ　Ｌｉｆｅ（04分28秒）
10　Ｓｋｙｌａｒｋ　（Ｌｉｖｅ）（03分27秒）
11　Ｂｏｄｙ　Ａｎｄ　Ｓｏｕｌ　（Ｌｉｖｅ）（03分04秒）
12　Ｃｏｏｌ　Ｂｒｅｅｚｅ　（Ｌｉｖｅ）（03分39秒）
13　Ｌｕｓｈ　Ｌｉｆｅ　（Ｌｉｖｅ）（06分57秒）

『 IT'S MAGIC 』／EDDIE HIGGINS QUINTET FEATURING SCOTT HAMILTON KEN PEPLOWSKI
VENUS RECORDS　　TKCV-35383

ジャズ専門誌スイングジャーナルの読者リクエストによる数々の名曲を、ジャズ・ピアノ人気No.1のエディ・ヒギンズ、テナー・サックスのスコット・ハミルトン、それにテナー・サックスとクラリネットのケン・ペプロフスキーという名匠3人が演奏したドリーム・セッション・アルバム。ALタイトルにもなっているジュール・スタイン作のドリス・デイのヒット曲「イッツ・マジック」や、人気投票1位の「枯葉」と、名演揃いの素晴らしい内容。

0:58:10 Usen C50 2007年01月15日2枚目 『 IT'S MAGIC 』／EDDIE HIGGINS QUINTET FEATURING
1　Ｉｔ’ｓ　Ｍａｇｉｃ（07分41秒）
2　Ｇｈｏｓｔ　Ｏｆ　Ａ　Ｃｈａｎｃｅ（06分49秒）
3　Ｉ　Ｇｏｔ　Ｉｔ　Ｂａｄ　（Ａｎｄ　Ｔｈａｔ　Ａｉｎ’ｔ　Ｇｏｏｄ）（05分09秒）
4　Ｍｏｏｄ　Ｉｎｄｉｇｏ（05分49秒）
5　Ｉ　Ｎｅｖｅｒ　Ｋｎｅｗ（05分19秒）
6　Ａ　Ｎｉｇｈｔｉｎｇａｌｅ　Ｓａｎｇ　Ｉｎ　Ｂｅｒｋｌｅｙ　Ｓｑｕａｒｅ（07分01秒）
7　Ａｕｔｕｍｎ　Ｌｅａｖｅｓ　１（11分11秒）
8　Ｉ’ｌｌ　Ｎｅｖｅｒ　Ｂｅ　Ｔｈｅ　Ｓａｍｅ（02分44秒）
9　Ｔｈｅ　Ｔｏｕｃｈ　Ｏｆ　Ｙｏｕｒ　Ｌｉｐｓ（06分27秒）

2007-01-22

『 Mantra 』／Austine Peralta
Eighty-Eight's　　VRCL-18836

“ジャズ界のプリンス”として注目を集めた弱冠14歳でのデビューからさらに大きく成長した天才ピアニストの第2弾アルバム。リズム陣に、ベース界の大御所バスター･ウィリアムスと東京JAZZ 2006でオースティン･トリオのドラマーとして共演したロナルド・ブルーナーJr.を迎えての新トリオ構成で、楽曲によっては編成を変え、テナーサックスやヴィブラフォンをフューチャー。その演奏能力だけに限らず、作曲においても新しい挑戦に踏み出した1作。オースティン・ペラルタはこの作品を巨匠ディーイ・レッドマンに捧げている。

0:36:23 Usen C50 2007年01月22日1枚目 『 Mantra 』／Austine Peralta
1　Ｍａｎｔｒａ（06分35秒）
2　Ｂｌａｃｋ　Ｎａｒｃｉｓｓｕｓ（05分16秒）
3　Ｇｏｏｄｂｙｅ　Ｐｏｒｋ　Ｐｉｅ　Ｈａｔ（04分37秒）
4　Ａｓｔｒａｋ　Ｔｉｄｅｓ（05分23秒）
5　Ｂｕｔｔｅｒｆｌｙ（06分00秒）
6　Ａｌｌ　Ｔｈｅ　Ｔｈｉｎｇｓ　Ｙｏｕ　Ａｒｅ（08分32秒）

『 Jewels -Turquoise- A collection of dazzling jazz vocals 』／V.A.
SMOOVE　　XNSS-10077

コンセプトどおりのdazzlingな、今をときめくジャズ・ヴォーカリストの楽曲ばかりを集めた、素敵なコンピレーション・アルバムがリリース。北欧を代表するフィメール・ジャズ・ヴォーカル“ソフィア・ピーターソン”や“インガー・マリエ・グンデルセン”、イタリアのラウンジ/クラブ系レーベルIRMAからロンドン在住のシンガー･ソング・ライター“ロレイン・ボーウェン”、近年実力派として注目を浴びる“ロビン・マッケル”など、女性ジャズヴォーカルシーンの層の厚さを感じさせる眩いばかりのラインナップ！

0:38:42 Usen C50 2007年01月22日2枚目 『 Jewels -Turquoise- A collection of dazzling jazz vocals 』／V.A.
1　Ｃａｎ’ｔ　Ｔａｋｅ　Ｍｙ　Ｅｙｅｓ　Ｏｆｆ　Ｙｏｕ（06分15秒）
2　Ｗｉｌｌ　Ｙｏｕ　Ｓｔｉｌｌ　Ｌｏｖｅ　Ｍｅ　Ｔｏｍｏｒｒｏｗ（04分50秒）
3　Ｉ　Ｌｏｖｅ　Ｌｏｎｄｏｎ（03分15秒）
4　Ｂａｌｌａｄｅ　Ｄｕ　Ｎｕａｇｅ　（イングリッシュ）（03分58秒）
5　Ｙｏｕ　Ｂｒｏｕｇｈｔ　Ａ　Ｎｅｗ　Ｋｉｎｄ　Ｏｆ　Ｌｏｖｅ（02分54秒）
6　Ｙｏｕ’ｄ　Ｂｅ　Ｓｏ　Ｎｉｃｅ　Ｔｏ　Ｃｏｍｅ　Ｈｏｍｅ　Ｔｏ（04分56秒）
7　Ｄｏｎ’ｔ　Ｙｏｕ　Ｗｏｒｒｙ　’Ｂｏｕｔ　Ａ　Ｔｈｉｎｇ（04分01秒）
8　Ｒａｉｎ　Ｌｉｋｅ　Ｒｉｖｅｒｓ（04分05秒）
9　Ｍａｋｅ　Ｂｅｌｉｅｖｅ（04分28秒）

『 Gentle Ballads U 』／Eric Alexander Quartet
VENUS RECORDS　　TKCV-35376

エリック・アレキサンダーが、『ジェントル・バラッズ』のヒットに続く第2弾をリリース。ナット・キング・コールで有名なスタンダード曲「モナリザ」やバート・バカラックの名曲「ザ・ルック・オブ・ラブ」など、「スタンダード・ナンバーがあたかも灼熱の息を吹き込まれたがごとく、眠りから目を覚まして、まるで昨日作曲された新曲のように聴こえてくるのだ」と、寺島靖国氏も大絶賛！氏はエリックのことを、バラードを吹かせたら当代随一、“テナー・バラードの王様”と言いきっている。

0:44:55 Usen C50 2007年01月22日3枚目 『 Gentle Ballads U 』／Eric Alexander Quartet
1　Ｍｏｎａ　Ｌｉｓａ（07分43秒）
2　Ｉ　Ｇｏｔ　Ｉｔ　Ｂａｄ（08分09秒）
3　Ｆｕｎｎｙ（07分57秒）
4　Ｉ’ｍ　Ａ　Ｆｏｏｌ　Ｔｏ　Ｗａｎｔ　Ｙｏｕ（07分34秒）
5　Ｌｉ’ｌ　Ｄａｒｌｉｎ’（06分45秒）
6　Ｌｏｏｋ　Ｏｆ　Ｌｏｖｅ（06分47秒）
 

2007-01-29

『 The Gentle Rain 』／Manhattan Trinity
M & I　　MYCJ-30406

ピアノはサイラス・チェスナット、ベースはジョージ・ムラーツ、ドラムスはルイス・ナッシュという、ニューヨークを中心に活躍してきた実力派スーパー・グループの最新作。注目すべきは、ピアニストのチェスナットがある程度は中心になっているが決してチェスナット・トリオではないという点。通常のピアノ・トリオよりベースのソロ・パートが多いのも、このトリオの特徴であり、聴きどころ。3人が対等な形で演奏に関わることによって、ユニットとしての魅力を個性にまで昇華してみせた理想的な演奏が確立された。

0:40:25 Usen C50 2007年01月29日1枚目 『 The Gentle Rain 』／Manhattan Trinity
1　Ｂｕｔ　Ｎｏｔ　Ｆｏｒ　Ｍｅ（03分14秒）
2　Ｗｈｅｒｅ　Ｏｒ　Ｗｈｅｎ（04分43秒）
3　Ｔｈｅ　Ｇｅｎｔｌｅ　Ｒａｉｎ（05分16秒）
4　Ｎａｔｕｒｅ　Ｂｏｙ（04分59秒）
5　Ｓｕｎｓｈｏｗｅｒ（05分34秒）
6　Ｙｏｕ　Ａｎｄ　Ｔｈｅ　Ｎｉｇｈｔ　Ａｎｄ　Ｔｈｅ　Ｍｕｓｉｃ（03分50秒）
7　Ｎｕａｇｅｓ（04分04秒）
8　Ｏｎｃｅ　Ｕｐｏｎ　Ａ　Ｓｕｍｍｅｒｔｉｍｅ（04分10秒）
9　Ａｎａｓｔａｓｉａ（04分35秒）

『 Himnastiginn 』／Sigrudur Flosason
ICELANDia　　ISLJ-1006

「アメリカの一流サックス奏者と比べても全く遜色が無く、卓越したジャズ・フィーリングと北欧のクールネスを兼ね備えた逸材」と、絶賛されるアイスランドのジグルズール・フロサソンの、発売が待たされていた北欧ジャズのベスト・アルバムと誉れ高い名盤が、遂に日本登場！同郷のメゾフォルテのピアノ奏者エイノール・グンナルソンと、デンマークの名ベ−シスト、レナート・ギンマンとのトリオでインスピレーション豊かな名演を聴かせる。ジグルズールは北欧ジャズを語るに欠かせない存在になりつつある。

0:46:19 Usen C50 2007年01月29日2枚目 『 Himnastiginn 』／Sigrudur Flosason
1　Ｗｉｌｌｏｗ　Ｗｅｅｐ　Ｆｏｒ　Ｍｅ（07分10秒）
2　Ｗｉｎｔｅｒ　Ｍｏｏｎ（05分16秒）
3　Ｏｎｌｙ　Ｔｒｕｓｔ　Ｙｏｕｒ　Ｈｅａｒｔ（06分25秒）
4　Ｉ　Ｌｏｖｅｓ　Ｙｏｕ　Ｐｏｒｇｙ（06分12秒）
5　Ｇｏｎｅ　Ｗｉｔｈ　Ｔｈｅ　Ｗｉｎｄ（04分13秒）
6　Ｄｕｋｅ　Ｅｌｌｉｎｇｔｏｎ’ｓ　Ｓｏｕｎｄ　Ｏｆ　Ｌｏｖｅ（07分00秒）
7　Ｇｅｎｔｌｅ　Ｒａｉｎ（04分28秒）
8　Ｓｔａｉｒｗａｙ　Ｔｏ　Ｔｈｅ　Ｓｔａｒｓ（05分35秒）

『 BLUE HOLIDAY 』／JOHNNY HOLIDAY
SINATRA SOCIETY OF JAPAN　　XQAM-1014

クロード・ウィリアムソンのトリオをバックに、ジョニー・ハートマンにも通じるロマンティシズムと気だるく危険な香りを放つ、白人クルーナー＝ジョニー・ホリディの最高傑作は、録音後レコード会社がすぐに倒産したため廃盤市場でも殆ど見つけることができない正真正銘の幻の名盤。なんと、この知る人ぞ知る超レア盤が、世界に先駆けて初CD化。SINATRA SOCIETY OF JAPANがまたしてもやってくれた。

0:33:14 Usen C50 2007年01月29日3枚目 『 BLUE HOLIDAY 』／JOHNNY HOLIDAY
1　Ｙｏｕ　Ｄｏｎ’ｔ　Ｋｎｏｗ　Ｗｈａｔ　Ｌｏｖｅ　Ｉｓ（03分03秒）
2　Ｎｏ　Ｏｎｅ　Ｅｖｅｒ　Ｔｅｌｌｓ　Ｙｏｕ（03分07秒）
3　Ｇｕｅｓｓ　Ｉ’ｌｌ　Ｈａｎｇ　Ｍｙ　Ｔｅａｒｓ　Ｏｕｔ　Ｔｏ　Ｄｒｙ（03分42秒）
4　Ｆｏｒ　Ｅｖｅｒｙ　Ｍａｎ　Ｔｈｅｒｅ’ｓ　Ａ　Ｗｏｍａｎ（04分14秒）
5　Ｔｈｅｓｅ　Ｆｏｏｌｉｓｈ　Ｔｈｉｎｇｓ（03分30秒）
6　Ｉ　Ｇｏｔｔａ　Ｒｉｇｈｔ　Ｔｏ　Ｓｉｎｇ　Ｔｈｅ　Ｂｌｕｅｓ（02分48秒）
7　Ｔｏｏ　Ｌａｔｅ　Ｎｏｗ（02分59秒）
8　Ｉ　Ｒｅｍｅｍｂｅｒ　Ｙｏｕ（03分11秒）
9　Ｍｙ　Ｌｏｖｅ　Ｌｅｆｔ　Ｔｏｗｎ（03分32秒）
10　Ｉｔ’ｓ　Ｅａｓｙ　Ｔｏ　Ｒｅｍｅｍｂｅｒ（03分08秒）