Usen C50 画像Only
2007年 08 07 06 05 04 03 02 01
2006年 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005年 12 11 10 09 08 07 06 _05_04_03 02

2007年08月

2006-08-06


『 FREE 』/MARCUS MILLER
Victor  VICJ-61448

コンテンポラリー・ジャズ&ブラック・ミュージック界のカリスマ・プロデューサーでありベーシストのマーカス・ミラー(b, kbds, b-cl)による2年ぶりの最新作!常に話題を振り撒き不動の人気を誇る彼は、今回もデイヴィッド・サンボーン(as)、トム・スコット(ts)、チェスター・トンプソン(org)、コリーヌ・ベイリー・レイ(vo)といったスペシャル・ゲストを迎え、「これでもか!」という程カッコ良くグルーヴして魅せてくれます。彼の超絶スラップ&タッピングが炸裂し、言語と錯覚するかのようなフレージングが魂を揺さぶってくれることでしょう。「音楽には力と美しさの両方があるべきだと思うんだ」--そう語ったマーカスに納得できるほど、本気で楽しめる内容です。最新技術を駆使して完成された本作は、音量を大にして聴くのがオススメですよ☆

0:53:56 Usen C50 2007年08月06日1枚目 『 FREE 』/MARCUS MILLER
1 Blast(05分43秒)
2 Funk Joint(05分46秒)
3 Free(05分40秒)
4 Strum(05分42秒)
5 Milky Way(05分40秒)
6 When I Fall In Love(05分25秒)
7 Jean Pierre(07分27秒)
8 Higher Ground(06分31秒)
9 What Is Hip?(06分02秒)

『 HANDFUL of SOUL 』/MARIO BIONDI & the High Five Quintet
King Records  KICJ-521

現在、イタリア国内だけで2万枚以上のセールスを記録中のモンスター・アルバムが登場です。そのアルバムで歌うのは、シシリア出身の長身(2m!)男性ボーカリスト、マリオ・ビオンディ。CDジャケットをご覧頂いても分かる通り、いかにもイタリアの渋いオヤジといった風貌のビオンディは、深いハスキー・ボイスを豪快且つソウルフルに聴かせます。バックには、ファブリッツィオ・ボッソ(tp)擁する「ザ・ハイ・ファイヴ・クインテット」がお洒落に演奏しており、ビオンディとの相性も抜群!これは是非一度聴いて頂きたい、そんな1枚です。

0:38:27 Usen C50 2007年08月06日2枚目 『 HANDFUL of SOUL 』/MARIO BIONDI & the High Five Quintet
1 A Child Runs Free(05分56秒)
2 No Mercy For Me(03分51秒)
3 This Is What You Are(07分10秒)
4 Rio De Janeiro Blue(04分11秒)
5 Slow Hot Wind(04分06秒)
6 A Handful Of Soul(04分24秒)
7 Never Die(05分33秒)
8 On A Clear Day(You Can See Forever)(03分16秒)

『 GET ON THE KIT 』/POOGIE BELL BAND
Victor  VICJ-61449

ファンキーでグルーヴィンな作品をもう1枚紹介します。マーカス・ミラー、チャカ・カーン、エリカ・バドゥ、デイヴィッド・サンボーン等のビートを支えたというプージー・ベル(ds)。ファンク、ソウル、ブルース、ヒップホップ、ロック…あらゆるエッセンスをブレンドした「ヒッピー・ジャズ」を掲げ、独自のジャム・バンド・スタイルを展開する彼のバンド・プロジェクト、注目の第二弾です。お洒落なグルーヴに包まれた小粋なジャム・バンド・サウンドはいかがでしょうか?

0:27:35 Usen C50 2007年08月06日3枚目 『 GET ON THE KIT 』/POOGIE BELL BAND
1 Dark & Happy(06分12秒)
2 Breezeword(04分22秒)
3 Jamestown(05分23秒)
4 Adolescence(06分30秒)
5 Little Wing(05分08秒)

2007-08-13


『 It's the Time 』/RON CARTER
EMI  TOCJ-68075

ベース・トリオの傑作がここに誕生!今年70歳を迎えたロン・カーター(b)は、現在もトップ・プレイヤーとして活躍するベースの巨人。日本でも最近、コーヒー飲料のCMのキャラクターとしてお茶の間に登場し、小気味よいスイングを生み出す彼の姿が映し出されています。本作では、「マック・ザ・ナイフ」や「言い出しかねて」といったスタンダード・ナンバーに加え、CMでも使用されている「イッツ・ザ・タイム」をフル・ヴァージョンで収録。ベースに導かれるようにピアノやギターのメロディが弾け、ご機嫌なサウンドが生み出される様に満足頂けること間違いなしです。大御所ベーシストがどのようなプレイを展開するか、ファンの方はお楽しみに☆

0:41:10 Usen C50 2007年08月13日1枚目 『 It's the Time 』/RON CARTER
1 It’s The Time(02分52秒)
2 Eddie’s Theme(04分56秒)
3 Mack The Knife(05分45秒)
4 Candle Light(05分18秒)
5 Softly As In A Morning Sunrise(05分38秒)
6 I Can’t Get Started(08分19秒)
7 Laverne Walk(06分00秒)
8 It’s The Time (TVCM Version)(02分22秒)

『 fall 』/evgeny lebedev
One Records  I-700448

1984年モスクワ生まれ、期待の若手ピアニストが登場です。オリジナルを中心にウェイン・ショーターやケニー・ギャレット等を取り上げ、若さと芸術性を兼ね備えた入魂の1枚に仕上がっています。主にトリオ編成で送る本作は、曲によってサックスを加えるなど随所に工夫がみられ、デビュー作にして独自の世界観を見事に表現しているところにジャズ・ファンの皆様は驚かれることでしょう。自由自在に展開するフレーズの隙間には、トリオの各個性がキラキラと輝いていて、リリカルな歌心もしっかり覗かせてくる、今後にも充分期待できる逸材の注目作です。

0:45:42 Usen C50 2007年08月13日2枚目 『 fall 』/evgeny lebedev
1 Wayne’s Footprints(06分01秒)
2 You Don’t Know What Love Is(05分47秒)
3 24Th Of May(04分24秒)
4 Golden Sands(06分25秒)
5 Journey For Two(06分59秒)
6 Russian Dance(05分23秒)
7 Fall(03分58秒)
8 Above The Clouds(06分45秒)

『 CALL ME IRRESPONSIBLE 』/michael buble
Warner Music  WPCR-12627

デビュー以来、世界を魅了し続けているカナダ出身のマイケル・ブーブレ(vo)が、3作目もジャジーでソウルフルに聴かせてくれます。ビッグ・バンド(イケ面ホーン・セクションが有名!)を相手に華麗にスウィングしたかと思えば、ボーイズUメンの美しいコーラスをバックに熱く優しく囁き、お得意のラテン・ナンバーではホットな男を演じきる、彼のエンターテイナーとしての才能が充分に発揮された作品です。ボサノバ・アレンジのE・クラプトンの名曲や自身の書き下ろしのバラードなど、誰でも楽しめるラインナップもGOOD。「もう一度だけ、恋をしてみませんか?」というコンセプトのもと、恋にまつわる名曲の数々を時に熱く、時に切なく歌い上げ、誰もがその歌声に聴き惚れてしまいそう。聴いた後には恋をしたくなってしまうかも!?

0:33:05 Usen C50 2007年08月13日3枚目 『 CALL ME IRRESPONSIBLE 』/michael buble
1 The Best Is Yet To Come(03分07秒)
2 It Had Better Be Tonight(Meglio Stasera)(03分06秒)
3 Me And Mrs.Jones(04分36秒)
4 I’m Your Man(04分59秒)
5 Comin’ Home Baby(03分27秒)
6 Call Me Irresponsible(03分16秒)
7 Wonderful Tonight(04分14秒)
8 Everything(03分32秒)
9 I’ve Got The World On A String(02分48秒)
 

2007-08-20


『 Steppin' Out 』/idea 6
deja vu  CMD-33101

ファンの皆様、お待たせしました。イタリア・ジャズ界の至宝ジャンニ・バッソ(ts)とディノ・ピアナ(tb)率いる「idea 6」のニュー・アルバムが登場です。本作は1960年代の上質なモーダル・ジャズを彷彿させるような作品で、一曲目から最後までジャズの普遍的な魅力ともいえるモダンな輝きに満ち溢れています。一方で、古臭さは微塵も感じられず、洗練されたヴォーカル曲あり、スウィンギンで最高にカッコいいホーン・セクションあり、そしてお洒落で何だかメロディアスなリズム・セクションありの充実した1枚に仕上がりました。古き良きジャズを生かしつつ、現代のお洒落サウンドを取り入れたイタリアン・ジャズ・ルネッサンスをお楽しみ下さい。

0:39:29 Usen C50 2007年08月20日1枚目 『 Steppin' Out 』/idea 6
1 Tune Up(04分47秒)
2 Mr.G.B.(05分27秒)
3 Steppin Out(04分13秒)
4 Bell’s(I’ll Be Waiting)(03分58秒)
5 O.M.Blues(04分52秒)
6 Tempura 4/4(04分21秒)
7 Dance Of The Crickets(05分18秒)
8 It Ain’t Necessarily So(06分33秒)

『 moonscape 』/michael garrick trio
trunk  JBH022CD

数多くのジャズ誌などで取り上げられている、マイケル・ガリック(p)。彼はイギリス・モダン・ジャズ界の先駆者としてだけではなく、ジャズとポエトリーを融合させたパイオニアとしても有名です。近年、名盤と言われながらもレアだったガリック作品が次々とリリースされ、大きな注目を集めています。本作『moonscape』は、オリジナル盤が僅か99枚しかプレスされなかったという、幻のレア盤の再発。内容も極上で、40年以上経った今日でも「進んでるなぁ」と感心してしまう方も多いはずです。今の今まで数える程の人しか聴いたことのなかった幻のピアノ・トリオ名盤をお試しあれ。

0:19:50 Usen C50 2007年08月20日2枚目 『 moonscape 』/michael garrick trio
1 Moonscape(03分04秒)
2 Music For Shattering Supermarkets(02分59秒)
3 Sketches Of Israel(05分10秒)
4 A Face In The Crowd(04分56秒)
5 Man,Have You Ever Heard(03分41秒)

『 THE NEW BOSSA NOVA 』/luciana souza
Verve  UCCV-1098

最後に、とっても甘くってジャジーなボサノヴァ・シンガーをご紹介します。彼女の名前はルシアーナ・ソウザ。ボサノヴァ・ファンが愛して止まないヴァルテル・サントスの愛娘です。ブラジル・サンパウロ出身の彼女は、渡米後、バークリー音楽院やNEC(ニュー・イングランド音楽院)で博士号を取得し、グラミー賞に3度もノミネートされ、全米でもかなりの注目を集めています。その才能を認められ、ダニロ・ペレース(NECの教授でもある)やジョン・パティトゥッチといったジャズ界の大御所達のCDにもフィーチャリングされるほど!本作で彼女は、ビーチ・ボーイズ、スティング、スティーリー・ダン、ジェイムス・テイラーなど70's〜80'sを彩った愛すべき名曲たちを、心地よいジャジー&ボッサなスタイルで歌い上げています。真夏の夜を癒す心地良いメロディーはいかがでしょうか?

1:00:41 Usen C50 2007年08月20日3枚目 『 THE NEW BOSSA NOVA 』/luciana souza
1 Down To You(05分04秒)
2 Never Die Young(04分36秒)
3 Here It Is(05分36秒)
4 When We Dance(05分18秒)
5 Satellite(04分39秒)
6 Were You Blind That Day(04分59秒)
7 Love Is For Strangers(05分28秒)
8 You And The Girl(04分35秒)
9 Living Without You(03分19秒)
10 I Can Let Go Now(04分00秒)
11 God Only Knows(03分54秒)
12 Waters Of March(04分32秒)

2007-08-27


『 The Summer Knows 』/Louis van Dijk Trio
M&I JAZZ  MYCJ-30430

わが国でも圧倒的な人気を誇り、聴く者を感涙させるヨーロッパ・ジャズの重鎮、ヴァン・ダイク(p)の2年ぶりのアルバムは、選曲といい、プレイ・タイムといい、「ピアノ・トリオはこうあって欲しい!」とリスナーが切に願うような作品に仕上がっています。スクリーン・ミュージックからミュージカル楽曲、ミシェル・ルグランからフランシス・レイの楽曲など、多くの人が聴き覚えのある楽曲を中心に選ばれており、どんな曲でも彼らの手に掛かれば、洗練された宝石のようにキラキラと輝き始めるのだからとっても不思議。ベースの「木」の音が奥行きに深い色を染け、ドラムはまるで赤ちゃんを撫でるようにそっとリズムを刻み、ピアノ旋律をいっそう温かいものにさせています。息の合ったトリオが極上の心地よさを演出していますので、少しの間、目を瞑って聴いてみてはいかがでしょうか?

0:49:29 Usen C50 2007年08月27日1枚目 『 The Summer Knows 』/Louis van Dijk Trio
1 A Lovely Way To Spend An Evening(03分39秒)
2 Once Upon A Summertime(04分10秒)
3 I Will Wait For You(05分29秒)
4 The Summer Knows(04分53秒)
5 The Windmills Of Your Mind(04分00秒)
6 Un Homme Et Une Femme(03分21秒)
7 Here's That Rainy Day(03分23秒)
8 In The Wee Small Hours Of The Morning(05分35秒)
9 I Can Sing A Rainbow(04分53秒)
10 Black Orpheus(05分20秒)
11 You've Changed(04分46秒)

『 Standards 』/LAGE LUND TRIO + 1
ponycanyon  PCCY-30123

ノルウェー出身のギタリスト、ラージュ・ルンドが1年ぶりに戻ってきました。セロニアス・モンク・コンペティションで優勝したという経験を持つ彼は、若手の中でも注目の逸材。本作はタイトル通りスタンダードがコンセプトで、誰もが知っている名曲をお楽しみ頂けます。ギター、ベース&ドラムのトリオを基本に、サックス・フィーチャーあり、ソロ・ギター曲ありの注目盤。ルンドのギタリストとしての進化や魅力を深めたプレイに耳を傾けてみて下さいね。北欧の叙情性とNY的都会派エッセンスを持ち合わせた、これ以上にないくらいお洒落でご機嫌な1枚がここにあり!

0:49:26 Usen C50 2007年08月27日2枚目 『 Standards 』/LAGE LUND TRIO + 1
1 Darn That Dream(05分59秒)
2 Stardust(07分05秒)
3 Time After Time(06分27秒)
4 A Beautiful Friendship(04分37秒)
5 Heres That Rainy Day(06分15秒)
6 That Old Feeling(05分16秒)
7 Turn Out The Stars(08分08秒)
8 Spring Can Really Hang You Up The Most(05分39秒)

『 If Time Stood Still 』/Terje Gewelt
RESONANT MUSIC  RM18-2

今やノルウェーのジャズ界を代表するテリエ・ゲヴェルト。彼はクリスチャン・ジェイコブとのデュオ作品のヒットで一躍名前が知れ渡った実力派ベーシストです。今回ご紹介する彼の最新作は、北欧の雄大さと繊細さを感じさせる、ギター・トリオによるコンテンポラリー・ジャズ・アルバム。テリエはコントラバスに加えエレクトリック・フレットレス・ベースをも使い、メロディーとリズムの両面において、その非凡な才能と感性を全編で聴かせてくれます。一曲目からハッとするようなベース・ラインで始まり、その懐の深さに最初からのめり込んでしまいそうです。ソリッドなギターと、どこか民族的要素を感じさせるドラムのリズム・ワークも聴きものです。これからも目が離せないテリエ・ゲヴェルトの音世界をご堪能下さい。

0:21:07 Usen C50 2007年08月27日3枚目 『 If Time Stood Still 』/Terje Gewelt
1 Mountain Aire(01分18秒)
2 Daybreak(04分26秒)
3 Cry Wolf(05分11秒)
4 Words Not Spoken(02分08秒)
5 Bloom(04分40秒)