Usen C50 画像Only
2007年 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2006年 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005年 12 11 10 09 08 07 06 _05_04_03 02

2007年11月

2007-11-05


『 Apres-midi Voices Swedish Beauty for Spice of Life 』/V.A.
Spice of Life  SOL-CO-0001

森と湖の国スウェーデンより、ジェントルで心地よい音楽たちが届きました。本アルバムではアプレミディ・シリーズ初のスウェディッシュ・ジャズがラインナップされており、その第一弾として「VOICES」にスポットが当てられています。耳を傾けてみると、透明感や気品あふれる素晴らしい女性シンガーの歌声がふわりと漂ってきませんか?スタンダードやボサノヴァの名曲を暖かく歌いつづる魅力的な彼女たちが、素敵な午後のひとときを彩ります。

0:42:47 Usen C50 2007年11月05日1枚目 『 Apres-midi Voices Swedish Beauty for Spice of Life 』/V.A.
1 Prologue(03分45秒)
2 My Shining Hour(05分11秒)
3 Skylark(04分03秒)
4 Taxidriver(03分27秒)
5 Aone Again,Naturally(03分07秒)
6 What A Little Moonlight Can Do(03分13秒)
7 Like Someone In Love(04分05秒)
8 Light My Fire(04分58秒)
9 Suzanne(06分23秒)
10 Spin Around(04分35秒)

『 Disposition 』/Nils Krogh
Village Again  VIA-0067

北欧ジャズ最強の新人、ニルス・クロウによる待望の1枚!「ノルディック・ラウンジ」や、Hirdの作品のリリースで人気のレーベル“DNM”よりリリースされた本作は、生のJAZZと歌もの、そしてリズムが新鮮に交わる傑作。本作のポイントはやはり、伝統的なジャズと、極めて現代的なクラブ・ミュージックを通過したサウンド、そして北欧ならではの透明感や浮遊感でしょう。N・クロウの作り上げるリズムとアレンジがキラリと光り、カッコイイ音好きのあなたの心を揺さぶるはず。これぞ北欧JAZZブームの決定盤と断言しても良いでしょう。

0:37:25 Usen C50 2007年11月05日2枚目 『 Disposition 』/Nils Krogh
1 Disposition(03分55秒)
2 Things We Do(05分35秒)
3 Lost Luggage(03分46秒)
4 All I Want(03分57秒)
5 V(Revolution,Revelation)(02分50秒)
6 Beira Do Mar(VS.Swell Session)(06分19秒)
7 Resignation(03分54秒)
8 Things We Do (Jazzy Sport Crew Remix)(07分09秒)

『 Little Tiny 』/Saori Yano
Columbia Music  COCB-53685

花王アジエンスのCM出演で更なるファン層を獲得し、前作の初ベスト・アルバムも大ヒットを収めた矢野沙織(as)の最新作をご紹介。本作は、ロニー・スミス(org)、ピーター・バーンスタイン(g)、ルイス・ナッシュ(ds)というNYの息吹を伝えるオルガン・トリオをバックにしたバンド構成で、彼女は全編ワン・ホーンにて挑みます。オリジナルありスタンダードあり、ニュー・スタンダードありの、若さと新感覚溢れる聴き応え◎の内容。ちなみに、タイトル『Little Tiny』は彼女の師匠であるジェームズ・ムーディが、彼女を呼ぶ時に使う口癖からとったものです。

0:39:48 Usen C50 2007年11月05日3枚目 『 Little Tiny 』/Saori Yano
1 My Baby Shot Me Down(08分17秒)
2 Split Kick(06分40秒)
3 (They Long To Be)Close To You(07分26秒)
4 She Rote(05分31秒)
5 Velvet Easter(06分34秒)
6 Danny Boy(05分20秒)

2007-11-12



『 DOWN FOR THE COUNT 』/HARRY ALLEN QUINTET
Swing Bros  CMSB-28016

世界中のリスナーの心をガッチリとつかむハリー・アレン(ts)が、ベイシーズ・ナンバーという最高の素材を得て、実に嬉々としたプレイで魅せてくれる名演奏集をご紹介。彼は本アルバムについてこう語っています―「偉大なバンド・リーダー=カウント・ベイシーにはスイングの真髄があり、彼の音楽は最高のジャズであり、ジャズそのものである。僕がまだ高校生の頃、父と一緒にベイシー&オーケストラを観に行った。会場で、リスナーはステージの前に集まり(父と僕は最前列で固唾を呑みながら一音一音を必至で追いかけていた)、後ろではダンスを楽しむ人たちがいて、まるでビッグ・バンド時代の初期に迷い込んだみたいだったよ!その光景は数十年経った今でも忘れられない。そういうフィーリングが伝えられる1枚を作ってみたかったんだ。」―本作は、彼の20枚を越えるアルバムの中でも1、2を争う傑作と言われており、ベイシー時代の香り漂う古き良きジャズの心地良さや格好良さが凝縮された1枚です。スウィンギーに踊りだしたくなってしまう1枚ですので、是非とも聴いてみて下さいね♪

0:40:43 Usen C50 2007年11月12日1枚目 『 DOWN FOR THE COUNT 』/HARRY ALLEN QUINTET
1 Topsy(07分35秒)
2 Li’l Darlin(04分59秒)
3 Whirly Bird(06分07秒)
4 Second Time Around(05分28秒)
5 I Wanna Be Around(04分18秒)
6 Splanky(07分30秒)
7 April In Paris(04分46秒)


『 Love Letters 』/Joelle
King Record  KICJ-524

北欧の空気感漂うヴォーカル作品はいかがでしょうか?アメリカ人の父と日本人の母を持つジョエル(vo)のデビュー・アルバムは、「ラヴ」をテーマにしたナンバーがぎっしりと詰まっています。彼女の天使のような歌声をサポートするのは、スウェーデンを代表するアンダーシュ・パーション(p)とスウェーデンと日本の架け橋=森泰人(b)。ジョエルの繊細な歌声とリズム・セクションの甘みが溶け合い、詩のような美しさや柔らかさを表現したバラードが完成しました。この季節にはピッタリの1枚なので、温かな飲み物を片手に、暖かな部屋で聴いてみてはいかが?

0:34:53 Usen C50 2007年11月12日2枚目 『 Love Letters 』/Joelle
1 You Must Believe In Spring(04分23秒)
2 When I Fall In Love(04分57秒)
3 That’s All(05分13秒)
4 My Romance(05分17秒)
5 Love Letters(05分33秒)
6 So In Love(05分29秒)
7 Moon River(04分01秒)


『 Tangos 』/Alessandro Gwis Trio
M & I  MYCJ-30437

イタリア発、官能タンゴ・ジャズが熱い!高い芸術性とほとばしるパッションを併せ持つピアニスト、アレッサンドロ・グイス(p)がタンゴ的エロさで超刺激的に聴かせます。ジャズとタンゴの情感を見事にクロスオーバーし、ピアノをメインにしながらもシンセを隠し味としてミックスし、高い芸術性とパッションを表現。映像を想像させる独特なスタイルで聴かせてくれます。また、カンヌ国際映画祭にて主演女優賞を獲得したペネロペ・クルス主演映画『ボルベール(帰郷)』のテーマ曲も収録されていて、聴き応え◎の内容です。類稀な才能の持ち主のアレッサンドロ・グイスはこれからも要注意人物と言っていいでしょう。

0:44:24 Usen C50 2007年11月12日3枚目 『 Tangos 』/Alessandro Gwis Trio
1 Agosto Noir(07分37秒)
2 Jalousie(07分22秒)
3 Violetta(04分37秒)
4 Tango Delle Rose(05分23秒)
5 Tango Of Albeniz(04分32秒)
6 Ich Kuss Ihre Hand,Madame(05分38秒)
7 Bahia Blanca(05分34秒)
8 Volver(03分41秒)

2007-11-19


『 easy to love 』/Vladimir Shafranov
澤野工房  AS-070

澤野工房よりまたまた素敵な一枚が誕生しました。今回ご紹介するのは、昨年の『New York Revisited』で大反響を呼んだピアニスト=ウラジミール・シャフラノフによるトリオです。前回の収録で使用されなかった楽曲の中から、眠らせるには余りにも惜しいテイクを厳選。前作がスロー・ナンバー中心だったのに比べ、今回はシャフラノフお得意の、アップ・テンポな曲が中心にラインナップされています。体の隅々まで駆け巡る歓喜のリズム。万人を魅了する至福のサウンド。ウイントン・ケリーのスウィングと、ビル・エヴァンスのリリシズムを併せ持つその演奏は、ジャズ・ピアノの理想を奏でると言って良いでしょう。ジャズに込められた喜び・哀しみ・力強さなど、様々な表情を感情豊かに全身で表現して魅せてくれます。その演奏を聴くと自然と体がリズムを刻んでしまう、そんな宝物のような盤です。

0:40:08 Usen C50 2007年11月19日1枚目 『 easy to love 』/Vladimir Shafranov
1 Easy To Love(05分31秒)
2 Minor Mishap(06分55秒)
3 Solidao(05分28秒)
4 Stablemates(06分27秒)
5 I Thought About You(06分11秒)
6 Lotus Blossom(06分06秒)
7 Dig(03分30秒)

c

『 hamel 』/wouter hamel
P-VINE  BSCJ-30105

オランダが生んだ、若きジャズ&ポップ・シンガー・ソング・ライター=ウーター・ヘメル(vo)のデビュー・アルバム。オープニングの「Details」でジャズの旨さをカッコ良く演出したかと思えば、フリー・ソウル・ライクな天高く舞い上がるような爽快感を残す「Cheap Chardonnay」や、ジャジーAORチューン「Fantastic」などなど・・・彼のソング・ライティングの才能を次から次へと惜しみなく魅せてくれます。ジャズ&ソウル・ファン、はたまたポップス好きの若いリスナーやAORファンまでもがヘメルの虜になること間違いナシ!収録曲の「Don't Ask」や「Breezy」は、現在、Youtube上でのアクセスがうなぎ上りとのこと。ジャンルの垣根を飛び越えた特大ブレイクの予感がしませんか?

0:39:26 Usen C50 2007年11月19日2枚目 『 hamel 』/wouter hamel
1 Details(03分39秒)
2 Cheap Chardonnay(03分52秒)
3 Just What I Need(03分49秒)
4 Fantastic(03分34秒)
5 Breezy(04分00秒)
6 Ride That Sunbeam(03分21秒)
7 A Distant Melody(03分22秒)
8 Interpretation Of Love(03分36秒)
9 Don’t Ask(03分22秒)
10 Useless Fraud(03分22秒)
11 Maybe I’ll Enjoy It Next Year(03分29秒)

『 Kind Soul 』/The Stance Brothers
OCTAVE  OTCD-2158

フィンランドから誕生したファイヴ・コーナーズ・クインテットのドラマー=テッポ・マキネン(=テディ・ロック)によるジャズ・ファンク・プロジェクト。このプロジェクトは、「(架空の)ソウル・ジャズ/ファンク・バンド“The Stance Brothers”のお蔵入りとなっていた音源がテディの手により陽の目を見るこことなった・・・」というシナリオだそうです。ファンキーなドラムががっちりとボトムを固め、ジャジーかつスムーズで心地よいヴァイブ、ホーン、鍵盤が響きます。まさにブラックネスが滲み出たジャズ・ファンクのオン・パレード!ジャズ・ファンから、ファンク・ファン、話題のジャジー・ヒップホップ層までをも虜にするでしょう。

0:40:28 Usen C50 2007年11月19日3枚目 『 Kind Soul 』/The Stance Brothers
1 Steve McQueen(03分20秒)
2 Prayer(03分49秒)
3 Roll Call(03分55秒)
4 Dynamite(03分31秒)
5 Bright Moments(02分21秒)
6 Capricorn(04分32秒)
7 Garage Days(03分18秒)
8 Jay’s Lament(04分16秒)
9 Cool Hand/Turmoil(03分18秒)
10 Mean Spirit(02分51秒)
11 Currents(05分17秒)

2007-11-26


『 My Favorite Things 』/Eric Alexander Quintet
VENUS  TKCV-35410

実力、人気とともにトップの座に君臨するテナー奏者=エリック・アレキサンダー(ts)が、心からジャズを愛して止まない日本のファンの為に贈ります。アルバム楽曲は全て、スウィングジャーナル誌の読者投票によって選ばれ、今日本人が最も聴きたいジャズ・ナンバーを集めた、というもの。アレキサンダーは、リズム・セクションにデヴィッド・ヘイゼルタイン(p)、ジョン・ウェバー(b)&ジョー・ファンズワース(ds)を迎え、まるでストーリーを語るかのような演奏をワンホーンのみで繰り広げます。特にオススメなのが「マイ・フェイヴァリット・シングス」。どこかコルトレーンを彷彿させるその演奏は必聴ですよ。

0:45:58 Usen C50 2007年11月26日1枚目 『 My Favorite Things 』/Eric Alexander Quintet
1 Sugar(07分14秒)
2 Triste(07分24秒)
3 Stella By Starlight(07分25秒)
4 My Favorite Things(10分23秒)
5 As Time Goes By(06分51秒)
6 Lazy Bird(06分41秒)

『 Edges 』/Hino-Kikuchi Duo
Sony  SICP-10096

日本が誇る二人の鬼才が生み出す「間」の芸術――先鋭的にして本質的な音楽の真髄を追求し続けてきた日野皓正(tp)と菊地雅章(p)。超硬派真正ジャズとして9月に発売されたクインテット編『カウンターカレント』と対照的な本作は、日野と菊地のみのデュオ構成。暗黙の対話を交し合う二人の澄み切った時間が流れる中、沈黙の「間」でさえも「音」だと認識せざるを得ない。極限のアートを求めるあなたに是非とも聴いて頂きたい1枚です。

0:36:19 Usen C50 2007年11月26日2枚目 『 Edges 』/Hino-Kikuchi Duo
1 Edges (Ver.1)(06分13秒)
2 Is It?(08分57秒)
3 Alone,Alone And Alone(07分39秒)
4 Can’t Describe(06分12秒)
5 Dad,I Miss You (trumpet solo)(02分54秒)
6 My Kinda Yesterday (piano solo)(04分24秒)

『 akiko presents Rockin' Doo Wop, Jump & Jive vol.2 』/V.A.
UNIVERSAL  UCCU-1160

2005年に発売され、異例のヒットを記録したakiko選曲によるジャンプ/ジャイヴのコンピレーション・アルバム、『akiko presents Rockin' Doo Wop, Jump & Jive』。その第2弾となる本作は、名立たるジャイヴ&ドゥーワップ・アーティストから、名ジャズ・シンガー達のジャイヴ・カヴァー音源まで、バラエティー豊かなナンバーが勢揃い。聴く人全てが元気に踊りだしたくなるような1枚に仕上がりました。アメリカの古き良き60年代のダイナー的気分をちょっぴり味わえるでしょ?

0:37:44 Usen C50 2007年11月26日3枚目 『 akiko presents Rockin' Doo Wop, Jump & Jive vol.2 』/V.A.
1 Choo Choo Ch’Boogie(02分43秒)
2 Slow Down(02分43秒)
3 Rocket 88(02分49秒)
4 Cow Cow Boogie(03分01秒)
5 Sing,Sing,Sing(03分31秒)
6 Run Joe(03分19秒)
7 Hand Clappin’(02分46秒)
8 Lucille(02分23秒)
9 Justin(02分11秒)
10 Shout,Sister,Shout!(02分36秒)
11 I’m The Melody Man(01分51秒)
12 You Goofed(02分45秒)
13 Baby,You Don’t Know(02分15秒)
14 Little Joe’s Boogie(02分51秒)