Usen C50 画像Only
2008年 02 01
2007年 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2006年 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005年 12 11 10 09 08 07 06 _05_04_03 02

2008年02月

2008-02-25


『 Myrra Bossa 』/Myrra
Spice Of Life  PBCM-61029

新鮮なのにどこか懐かしい気分にさせてくれるスウェディッシュ・ボッサ・アルバムをご紹介します。彼女の名前は、ミラ(vo)。アメリカで生まれスウェーデンで育った彼女は、欧州各国のミュージカルで主演を務め歌や演技を鍛えてきた、文字どおりの実力派シンガーです。彼女の夫でもあるペーター・ノーダール氏が、本アルバムのピアノとプロデュースを担当していて、ミラの魅力を余すところなく抽出してくれています。また、選曲面においても、ジャニス・イアンの「At Seventeen」やエルトン・ジョンの「Your Song」などなど、名曲揃いのニクイ演出が光ります。コーヒーが美味しくなるような素敵な作品ですので、お気に入りの時間に聴いてみてはいかがでしょうか?

0:47:15 Usen C50 2008年02月25日1枚目 『 Myrra Bossa 』/Myrra
1 Lullaby(03分47秒)
2 At Seventeen(04分01秒)
3 Suger In My Heart(04分23秒)
4 Your Song(03分59秒)
5 Eternal Flame(04分23秒)
6 Lion Tamer(03分57秒)
7 While My Guiter Gently Weeps(05分20秒)
8 She’s Leaving Home(06分03秒)
9 Too Shy(03分53秒)
10 Hallelujah(07分29秒)

『 Blue Note Trip mixed by Maestro〜SOMETHIN' OLD / SOMETHIN' BLUE〜 』/V.A.
EMI  TOCJ-66397〜98

ファンキー、グルーヴィー&ブルージー!スタンダードからクラブ・ヒットまでをも網羅した、ブルーノートDJミックス第6弾です。今回のミックスを担当するのは、オランダ出身のDJ=MAESTRO。DJの視点でセレクトしたこのアルバムは、まずチェット・ベイカー〜ルー・ドナルドソンで始まり、メデスキ、マーティン&ウッドからニコラ・コンテ、マイルスからホレス・シルヴァーまで新旧織り交ぜた傑作が凝縮されています。クラブ・ジャズ・ファンにも生粋のジャズ・ファンにも嬉しい1枚ですよ。

0:33:38 Usen C50 2008年02月25日2枚目 『 Blue Note Trip mixed by Maestro〜SOMETHIN' OLD / SOMETHIN' BLUE〜 Disc1』/V.A.
1 That Old Feeling(02分58秒)
2 Who’s Makin’ Love(05分40秒)
3 Liberated Brother(04分25秒)
4 Spinning Wheel(01分29秒)
5 Humpty Dumpty(01分55秒)
6 Groovebone,Part 1(04分46秒)
7 Cantaloop(Flip Fantasia)(03分58秒)
8 Fever(02分12秒)
9 Mami Gato(04分04秒)
10 The Beast(02分11秒)

0:39:09 Usen C50 2008年02月25日3枚目 『 Blue Note Trip mixed by Maestro〜SOMETHIN' OLD / SOMETHIN' BLUE〜 Disc2』/V.A.
1 Out Of This World(00分40秒)
2 It Never Entered My Mind(03分56秒)
3 All Gone(03分57秒)
4 Say It Ain’t So,Joe(02分14秒)
5 More Than This(04分01秒)
6 Waters Of March(04分23秒)
7 Me ’N You(04分41秒)
8 Jive Samba(00分36秒)
9 Love Vibrations(03分58秒)
10 Laconia(07分00秒)
11 A Piece,A Chord(03分43秒)
 

2008-02-18


『 STANDARDS & BALLADS 』/WYNTON MARSALIS
COLUMBIA / LEGACY  88697-10428-2

全くブレのない、鬼才のトランペッター=ウィントン・マルサリスによる、その名の通りスタンダード&バラード集。本盤は、1983年から1997年にかけてColumbiaに吹き込まれたスタンダード&バラードの名演音源から、ウィントン自身が選りすぐったというファン心をくすぐる企画モノ。ブルージーで子気味良いスウィングが味わえるカルテット・チューンや、小粋でエレガントなオーケストラとの共演作など、聴きやすく且つ聴き応えアリの内容。オススメは、やはりウィントンの父、エリス・マルサリス(p)とのデュエット曲。温かくてキメ細かな演奏が、聴く者の心を溶かしてくれます。「ヒストリー・オブ・ジャズ・スタンダード」が学べる名盤ですよ。

0:43:57 Usen C50 2008年02月18日1枚目 『 STANDARDS & BALLADS 』/WYNTON MARSALIS
1 When It’s Sleepytime Down South(05分05秒)
2 Stardust(04分09秒)
3 Embraceable You(07分17秒)
4 Reflections(06分20秒)
5 After You’ve Gone(05分44秒)
6 The Seductress(02分57秒)
7 My Ideal(06分22秒)
8 Spring Yaounde(06分03秒)

『 CHANGING WALKING 』/FAUSTO FERRAIUOLO TRIO
ABEAT RECORDS  ABJZ-053

イタリアが誇る抒情派ピアニスト=ファウスト・フェライウオロによるピアノ・トリオ作品。今回はメンバーを一新し、オリジナル曲を中心に魅せてくれます。ピアノ・トリオの真髄、「エヴァンス・スタイル」を骨組にしっかり据えながらも、ヨーロッパ的な繊細なリリシズムや、現代のジャズの旨みを見事に表現しているところがニクイ!オススメ曲は、どこかグローヴァー・ワシントン・Jr.の楽曲を髣髴させる「step by step」。ピアノ・トリオらしさ、ヨーロッパらしさ、そしてコンテンポラリー・ジャズらしさをキャッチーに表現してくれていますよ。

0:40:22 Usen C50 2008年02月18日2枚目 『 CHANGING WALKING 』/FAUSTO FERRAIUOLO TRIO
1 Step By Step(04分52秒)
2 Things Of You(05分38秒)
3 1000 Miles Voyage(06分27秒)
4 Wondering(06分09秒)
5 Changing Walking(04分48秒)
6 I’m Afoot With My Vision(05分44秒)
7 If I Could See You(06分44秒)

『 The Wish 』/Julie Hardy
World Culture Music  WCM0003

最後に、透明感溢れる素敵なヴォーカル作品をご紹介します。彼女の名前は、ジュリー・ハーディ(vo)。日本では未だそれほど知られていませんが、NY主流派周辺で活動中の実力派シンガーです。リズム・セクションにはベン・モンダー(g)やケンドリック・スコット(ds)など豪華メンバーが参加していてコンテンポラリー・ジャズ・ファンには嬉しい内容。ルシアナ・ソーザや今年の2008年グラミー賞:最優秀アルバム賞に輝いたハービー・ハンコック作品が好きな方には、是非ともオススメしたい一枚です。

0:35:33 Usen C50 2008年02月18日3枚目 『 The Wish 』/Julie Hardy
1 We Kiss In A Shadow(05分48秒)
2 On The Verge(06分00秒)
3 I Wish I Knew(05分32秒)
4 August(07分00秒)
5 I’m Looking Through You(06分17秒)
6 Patience(04分56秒)
 

2008-02-11


『 PERCEPTION 』/GWILYM SIMCOCK
Bosho Records  SRCD-24-2

今週の3枚はレベルが高い!まず1枚目は、あのチック・コリアを唸らせたという、英国の天才ピアニスト=グウィリム・シムコック(p)のデビュー作。これまでに様々なコンペティションやピアノ・コンクールで賞を受賞、2007年には「PARLIAMENTARY JAZZ AWARDS」のジャズマン・オブ・ジ・イアーにも選ばれており、イギリスで今最も期待されている若手ジャズ・マンです。ピアノ・トリオ構成を基本に、曲によってはパーカッションあり、サックスありの充実した内容がリスナーにとっては嬉しいかぎり。オススメは、ソロ・ピアノで聴かせてくれる「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」。シンプルなスタンダード曲をたった一人で、しかもライヴなのに、一音の迷いもなく奏でる様は、まさに涙モノです。。。

0:42:19 Usen C50 2008年02月11日1枚目 『 PERCEPTION 』/GWILYM SIMCOCK
1 A Typical Affair(08分16秒)
2 Sneaky(06分14秒)
3 And Then She Was Gone(05分58秒)
4 Time And Tide(09分28秒)
5 Almost Moment(03分57秒)
6 My One And Only Love (Live)(08分26秒)

『 The Right Place 』/Gaetano Partipilo / Mike Moreno / Robert Tarenzi / Matt Brewer / Nasheet Waits
Universal  0602517259768

2枚目は、ガエタノ・パーティピロ(as)による作品。母国のイタリアのみならず、NYでも様々なミュージシャンと交流し演奏の幅を広げるパーティピロの本作は、正確さとカッコ良さ、そしてジャズの遊び心が凝縮されています。浮遊感溢れるギターに定評があるマイク・モレーノ(g)や、今やジャズ・ファンの注目を一気に集める超実力派=ナシート・ウェイツ(dr)らも参加していて、これぞコンテンポラリー・ジャズと言いたくなるような1枚に仕上がっています。本作を聴いて、メロウ感と超人的グルーヴ感を同時に体感してみて下さい。かなりカッコ良いですよ、コレは!

0:47:00 Usen C50 2008年02月11日2枚目 『 The Right Place 』/Gaetano Partipilo / Mike Moreno / Robert Tarenzi / Matt Brewer / Nasheet Waits
1 110.0 FM(06分00秒)
2 New York Meeting(05分42秒)
3 Syntax Error(05分46秒)
4 Italian Coffee Break(01分15秒)
5 Listening At−3(05分59秒)
6 The Scientist(06分48秒)
7 Quantum(06分00秒)
8 Ballad For A Child(06分06秒)
9 Music Home(03分24秒)

『 MODAL JAZZ LOVES DISNEY 』/V.A.
AVEX  AVCW-12638

ディズニー人気カヴァー・シリーズを須永辰緒氏がトータル・コーディネイト。本作は、「クラブ・ジャズのネクスト・ステージ=CLUB&MODAL」をテーマに洋楽/邦楽の旬なジャズ・アーティストを須永氏が独自のセンスでプロデュースするというもの。最新にして最高峰のジャズが選りすぐられていて、誰でも楽しめる内容になっています。クールでスタイリッシュで、楽しくって踊り出したくなっちゃうディズニーのジャズをお楽しみ下さい。

0:30:43 Usen C50 2008年02月11日3枚目 『 MODAL JAZZ LOVES DISNEY 』/V.A.
1 Winnie The Pooh(05分39秒)
2 A Whole New World(04分46秒)
3 Main Street Electrical Parade(06分48秒)
4 Overture−The Jungle Book(05分00秒)
5 A Guy Like You(04分11秒)
6 When You Wish Upon A Star(04分19秒)

2008-02-04


『 Folk's Songs 』/Tain & the Ebonix
Dark Key Music  JZ070911-02

ドラム好き&コンテンポラリー・ジャズ好きのあなたの為に、イチオシ盤をご紹介。今回オススメしたいのは、ジェフ “テイン” ワッツ(ds)の新作です。ワッツは、マーカス・ストリックランド(ts, ss)、デヴィッド・キコスキー(p)、そしてクリスチャン・マクブライド(b)と共に「テイン&ザ・エボニックス」という名のカルテットで、このアルバムを収録しました。パパイヤ鈴木似(?)と巷で噂されている彼ですが、実は、あのブランフォード・マルサリスや故マイケル・ブレッカーのコンテンポラリー・ジャズ開拓期を支えたドラマーなのです。本アルバムも、カッコ良くコンテンポラリーなサウンドが特徴で、特にオススメなのが、ブランフォードやブレッカーの黄金期を彷彿させる「Samo (C)」と「Laura Elizabeth」。ケニー・カークランドやキース・ジャレットによる楽曲も入っていて、ミュージシャンに対する敬愛の念すら感じられます。どうです?カッコいいでしょ?

0:39:02 Usen C50 2008年02月04日1枚目 『 Folk's Songs 』/Tain & the Ebonix
1 Samo(C)(04分12秒)
2 Rotation(Jarrett)(03分54秒)
3 Ling’s Lope(09分03秒)
4 Laura Elizabeth(06分58秒)
5 Blues For Curtis(09分05秒)
6 Blasphemy(Kirkland)(05分50秒)

『 THE VERY BEST OF MICHAEL BRECKER 』/MICHAEL BRECKER
UNIVERSAL  UCCV-1104

2007年1月13日に亡くなったマイケル・ブレッカー(ts)の一周忌におくる日本独自企画。本作は、インターネット投票による選曲で、日本のマイケル・ファンによるマイケル・ファンの為の内容となっています。マイケルのオリジナル・アルバムからブレッカー・ブラザーズ時代の楽曲までラインナップされていて、ファンにとっては涙モノ。今一度、彼の音色と語り口に耳を傾けてみて下さい。マイケルがここに蘇っている気がしませんか?

0:46:18 Usen C50 2008年02月04日2枚目 『 THE VERY BEST OF MICHAEL BRECKER 』/MICHAEL BRECKER
1 Syzygy(09分44秒)
2 Itsbynne Reel(07分42秒)
3 The Meaning Of The Blues(06分04秒)
4 African Skies(08分11秒)
5 Delta City Blues(05分35秒)
6 Arc Of The Pendulum(09分02秒)

『 CIUDADES LEJANAS 』/ANA FINGER
FRESH SOUND WORLD JAZZ   FSWJ-036

素敵なヴォーカル作品をご紹介します。彼女の名前はアナ・フィンガー(vo)。アルゼンチン人の彼女は、スペイン語圏諸国では結構ポピュラーになりつつあるジャズ・シンガーのようです。本作からは、セレブなブラジリアンの香りや、ラテン的リズム、どこかスペインを感じさせる情熱や、アルゼンチンの民族フレーバーが、あくまでジャズを基調に表現されています。アナの澄み切った声と、彼女を支える洗練されたリズム隊の相性も抜群で、重厚なリズムから透明の歌声が現れる様は鳥肌モノ!「今まで何処に隠れていたんだ!?」と言いたくなるくらい、素晴らしい内容です。注目の新星を発掘してしまった気分を味わってみてはいかが?

0:34:40 Usen C50 2008年02月04日3枚目 『 CIUDADES LEJANAS 』/ANA FINGER
1 Canto Al Rio Uruguay(06分38秒)
2 Valparaiso(05分29秒)
3 Vientos De Ayer(05分08秒)
4 Peter Gast(03分40秒)
5 Blue Skies(05分48秒)
6 A Night In Tunisia(05分52秒)
7 Poema ]]U(02分05秒)