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2008年 06 05 04 03 02 01
2007年 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2006年 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005年 12 11 10 09 08 07 06 _05_04_03 02
2008年06月
6/30 | |||||||||||||||||
SAVANT(SCD-2093) 『 TENOR TALK 』/JERRY BERGONZI ジャズ・サックス・ファンの皆様に朗報です!現代テナーの最高峰=ジェリー・バーガンジの最新作が1年ぶりに日本にやって来ました。1ホーン・カルテット構成の本作は、まさにテナー談義(Tenor Talk)を披露しているようなサウンド。ダジャレ好きとしても現地では有名らしい(?)彼ですが、フレーズにおける機知、響きの充実感、音色の豊かさと、どこから聴いても文句なしの内容です。彼をあまりよく知らないという方でもコルトレーンやロリンズ的サウンドが好きならば、かなりオススメと言っていいでしょう。
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FAVORITE("DIW-494(LP) DUJ-004(CD)")
『 OMNIBUS ONE 』/ERNST GLERUM 某有名コンピ・アルバムにも収録されたピアノ・トリオの隠れ名演盤が、初のアナログ化を迎えました!ファンにはこのジャケット・デザインから通称「レトロなバス」と呼ばれているそうです。オランダ出身のベーシスト=グレラムが、ほとんどの曲でピアノを演奏する(しかも上手い!)という興味深い内容。CDで聴くも良し、LPで味わうも良しのご機嫌な1枚です。
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Spice Records (QACP-45004) 『 Words Unspoken 』/Gilad Hekselman 1983年生まれイスラエル出身のギタリスト=ギラッド・ヘクセルマン。2005年のギブソン・モントルー・インターナショナル・ギター・コンペティションで優勝した実績を持つ人物です。本作はスタンダードとオリジナルで構成されていて、ジャズの中級リスナーでしたら「結構聴ける盤」と言って良いでしょう。水が滴るように滑らか、かつテクニカルな要素も兼ね備える注目ギタリストなので、今後もご注目下さいね。
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NRW Vertrieb(NRW-3056) 『 BIG CITY IS FOR ME 』/ARIANE JACOBI ドイツから女性シンガー=アリアーネ・ヤコビが登場。その美貌と共に、中低音がきいたクールな歌唱にはグッときます。ちょっと吐息交じりのセクシーなヴォーカル・スタイルは、殿方にはたまらない魅力かも知れません。スウィンギーなスタンダード・チューンから大人のバラードまで、彼女の魅力が十分に詰まった逸品ですよ。
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6/23 | |||||||||||||||||||
EMI(TOCJ-68083) 『 JAZZ & BOSSA 』/RON CARTER 「このCDは次のように企画された(そしてそうなっている。)大きなグループ(の大きなサウンド)が順に小さくなり……最後はひとりになって終る。……小説(込み入った物語)がたったひとつ(ひとりの奏者)の結末(ソロ演奏)に至るように。――ロン・カーター」(ライナー・ノーツより) ジャズ・ベースの神様=ロン・カーター(b)の最新作は、ボサ・ノヴァとジャズがテーマ。ロンのオリジナルにはボサ・ノヴァの名曲が多く、今回も5曲の聴き応え◎のボサ・ノヴァのオリジナルを収録しています。本作に耳を傾けてみると音楽のドラマが聴こえてきませんか?"
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COMMODO DEPOT(CDM-33104) 『 ALWAYS LOVE 』/FABIO NOBILE 今イタリアで最もオファーの多いアーティスト=ファビオ・ノビル(ds, perc.,b,g,v)による待望の新作が登場です。本アルバムは、コンサルティブなクラブ・ジャズとは一線を画く、可憐な香り漂う究極に洗練された魅力が詰まっています。クラブ・シーンでもジャズ・シーンでも今、最高に注目されている人物ですのでこれからもご注目下さいね。まさに歯ごたえのある、アルデンテな1枚です。
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CAKE(CACD78551) 『 LOUD…LOUDER…STOP 』/THE NEIL COWLEY TRIO. UK発、現代的でプログレッシヴなピアノ・トリオの登場です!ニール・カウリー(p)率いる本作は、現代のピアノらしいロックからの強い影響を感じさせてくれます。一聴して耳をひきつけるポップセンスと、抜群のリズム感覚やリリカル・センスを兼ね備えたジャズ奏者達ですので、UK色好きやカッコイイJazzをお探しの方にはかなりオススメですよ。
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6/16 | |||||||||||||||||||
Universal(UCCO-1048) 『 Cultural Survival 』/David Sanchez ラテンの熱さとジャズのクールさを併せ持つプエルトリコ出身のサックス奏者=ダヴィッド・サンチェス(ts,per,vo)が、ピアノレスのカルテットで挑みました。ダヴィッドのオリジナルを中心に構成されている本アルバムは、アフリカ、アフロ・キューバン、カリビアンの影響も交えながらストレート・アヘッドなジャズを展開。また、モンク・コンペ優勝者のラージュ・ルンド(g)が迎えられていて、ダヴィッドと息の合ったプレイで魅せてくれます。
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HEADS UP(HUCD-3140) 『 Esperanza 』/Esperanza Spalding 3ヶ国語を操るベーシスト=エスペランザ(vo,b)。ジャケをみるとR&Bかと思ってしまいますが、心配ございません。ソウルやワールド系の要素だけではなく、しっかりと4ビートの曲も入っています。オススメはやはり「ボディ・アンド・ソウル」でしょう。彼女のインプロ部分に耳を傾けみると、ベースとヴォーカルのユニゾンに誰もが圧倒されるはず...。ベース好きからヴォーカル好きと幅広い方に親しんで頂けるオススメ盤です。
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Spice Of Life(SOL-HB-0003) 『 Everybody Digs 』/musicmusicmuisc クールでアーシー、心地よいグルーヴと疾走感を感じさせるユニット=ミュージックミュージックミュージック!ピアノのファビアンを中心に、弟のヨセフ(b)、ドラムスのマイケルの3人からなるスウェーデン・ジャズの若手bP集団です。軽快なスタンダードやブルージーな魅力いっぱいのポップス・カヴァー曲や、ファビアンのオリジナル曲で構成されています。近年活況を見せるヨーロッパ・ジャズ・シーンで大注目されているグループですので、是非ともチェックしてみて下さいね。
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6/9 | |||||||||||||||||||
EMI(TOCJ-66446) 『 loverly 』/cassandra wilson 世界最高峰ディーヴァ=カサンドラ・ウィルソン(vo)が、遂にブルーノート・レコードからの初スタンダード集を完成させました。「恋人よ我に帰れ」や「黒いオルフェ」などご機嫌で小気味良く歌い上げたかと思えば、「キャラヴァン」や「St.ジェームズ病院」ではこれでもか!という程のカサンドラ節で圧倒してくれます。妥協することなくスタンダードの歌たちを解釈し、歌い上げるカサンドラの魅力をご堪能下さい。
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Universal(UCCT-1197) 『 BEYOND STANDARD 』/Hiromi / HIROMI'S SONICBLOOM お待たせしました。1年3ヶ月振りになる元気なピアノ、上原ひろみ(p)の最新作が登場です。彼女にとって初のスタンダード集となるこのアルバムは、単なるありきたりのスタンダード集には決して終わらない、斬新かつパワー漲るひろみならではの作品となっています。 選曲もさることながら、アレンジ、グループの演奏もさらにパワー・アップ。このピアノ、クセになります...。
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PROPHONE(PCD-090) 『 STRETCHING A PORTFOLIO 』/KARL-MARTIN ALMQVIST QUARTET テナー・ファンにはその名を知られるスウェーデンきっての実力派=カールマーティンアルムクヴィスト(ts)による最新作!スウェーデンの精鋭が集う形となった本作は、ワン・ホーン・カルテットによる衒いのない真摯な演奏が熱い、注目のテナー作品です。もんくナシでかっこ良いイチオシ盤!!
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6/2 | |||||||||||||||||||||||
Funky Juice(901-020) 『 package of memories 』/Brother Groove クラブ・ジャズの良盤を次々と送り出すイタリアから、またしても最高にスタイリッシュでご機嫌な盤が日本に上陸しました。今週ご紹介するのはローマ出身のクラブ・ジャズ・バンド=ブラザー・グルーヴ。渋いダンス・ジャズ・チューンからイタリアらしい陽気で品のよいトラック、熱いハード・バップからしっとりとしたバラードなどなど...絶妙のバランスで魅せてくれます。聴く人全てを単純に「カッコいい」と言わせる、昨今なかなかない秀作ですよ。
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Music Center(BA-176-CD) 『 presents... 』/SGS Group, Inc. 英のピアニスト=グウィリム・シムコック、モスクワ生まれのベース奏者=ユリ・ゴルウウベフ、イスラエル生まれドラマー=アサフ・シルキスから成る『 SGS Group Inc. 』。グループ名は彼らのイニシャルからとったそうです。ジョン・テイラー、リッチー・バイラーク、エンリコ・ピエラヌンツィ、ボビー・ワトソン、アラン・ホールズワースらのナンバーと、マイケル・ブレッカー、サン・ラ、リッチー・バイラークなどにトリビュートしたオリジナルにて繰り広げられる叙情的サウンドが本作の特徴です。本物のユーロ・ジャズ・ピアノの現在を伝える推薦盤ですので、まずは試しに聴いてみて下さい。まさに耽美派ピアノ・トリオらしいロマン溢れる見事な作品ですよ。
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Universal(UCCO-1046) 『 Stars 』/Mindi Abair 日曜の昼下がりに、ラジオから聴こえてきそうな、上質アルバムをご紹介。彼女の名前は、ミンディ(as,ss,fl,vo,etc)。メロディアスなサックスとキュートな声がいっぱい詰まった1枚です。ゴリゴリのジャズ好きには物足りないかもしれませんが、休日のドライブ中に聴くと素敵な時間を過ごせそう。
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