Usen C50 2009年03月
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2008年 画像 Only 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2007年 画像 Only 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2006年 画像 Only 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005年 画像 Only 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2004年 画像 Only 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
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Universal(UCCM-1167) 『 metamorphosen 』/branford marsalis quartet ジャズ界に君臨する音楽一家マルサリス・ファミリーの白眉=ブランフォード・マルサリス(ts)による新作!デビュー25年を超えた天才が求めるのは、ずばり『メタモルフォーゼン=変容』。ジョーイ・カルデラッツォ(p)、エリック・レヴィス(b)そしてジェフ“テイン”ワッツ(ds)がリズム・セクションとして迎えられています。実は本作、メンバー全員が猛練習してレコーディングに挑んだという力作で、楽曲もほぼ全てメンバーのオリジナル。そして全曲ファースト・テイクのわずか7時間で完了したというジャズでしか成しえないシロモノなのです。これは一聴の価値アリですよ!
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Spice Of Life(PBCM-61037) 『 GET REAL! 』/THE REAL GROUP スウェーデンから世界に向かって飛び出した驚異のアカペラ・コーラス・グループ=ザ・リアル・グループ。本作は、1990年代前半にストックホルムで録音された名唱ばかりをおさめた傑作です。カウント・ベイシーやデューク・エリントンのヒット・ナンバーからアバ(=スウェーデンのスーパースター)、そしてビートルズのヒット曲が次々に飛び出してくるというゴキゲンなラインナップでお送りします。そしてもちろん、メンバー5人の歌声も超ゴキゲン!美しいハーモニーや小粋なテンポが聴く人の気持ちを明るくしてくれること間違いナシです♪
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M&I(MYCJ-30499) 『 Lullaby Of Birdland 』/MANHATTAN FIVE マンハッタン・ファイヴが奏でる知的で洒脱な現代版クール・サウンド!メンバーはベニー・グリーン(p)を筆頭に、スティーヴ・ネルソン(vib)、井上智(g)、ピーター・ワシントン(b)、ケニー・ワシントン(ds)という、本場ニュー・ヨークで目下活躍中の手練たち。面白いのは、ずばりルパン三世のテーマ!日本ではお馴染みの曲ですが、ルパンを知らない世界の一流ジャズマンの手に掛かればこんな風になるのか〜と興味深く楽しめる内容です。アメリカ人以上にスウィンギンな井上氏のギターにも注目して聴いてみてくださいね。シアリングあたりが好きな方にはかなりオススメです。
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M&I(MYCJ-30534) 『 Best Master Qualities 』/LLEW MATTHEWS TRIO ナンシー・ウィルソンの音楽監督としても知られる名手=ルー・マシューズ(p)の、高音質ベスト曲集。本作はM&Iレーベルが誇る話題のベスト・マスター・クオリティーズ・シリーズの作品なのですが、オーディオ・ファンとジャズ・ファン双方に楽しんで頂ける1枚。音質の迫力も去ることながら、楽曲の素晴らしさを全面に押し出した、素直で粋で美しい作品に仕上がっています。1日の終わりに目を瞑って聴いてみてください。ロマンティックで歌ごころ溢れるピアノのタッチが貴方の心を癒してくれることでしょう。
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3/23 | |||||||||||||||||||||
P-VINE (BSCJ-30117) 『 nobody's tune 』/wouter hamel デビュー作で大ブレイクを果たしたオランダの“ミスター・ジェントル・ヴォイス”=ウーター・ヘメル(vo)、待望のセカンド・アルバムが登場!今回もプロデューサーに天才ポップ・マエストロ=ベニー・シングスを迎えた世紀の傑作と呼ぶに相応しい内容。ポップはポップなのですが、ヘメルのシナトラ風歌唱法がスパイスとなって、何とも言えない新しいような懐かしいような気分にさせられます。前回に比べるとジャズの要素は少なめですが、最近ジャズ・ヴォーカル界で熱い注目を集めるソフトロックやフォークのスパイスが輝きを放っています。ジャズでバカラックやビートルズなどの楽曲を聴くとついつい嬉しくなってしまうという方にはピッタリの1枚ですよ!
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Dark Key Music (DK-002) 『 WATTS 』/Jeff “Tain” Watts 巷でパパイヤ鈴木に激似(!?)と言われる今世紀最高の敏腕ドラマー=ジェフ・テイン・ワッツ入魂の1枚。メンバーはテレンス・ブランチャード(tp)、ブランフォード・マルサリス(ts)、クリスチャン・マクブライド(b)という、泣く子も黙る黄金カルテット!加えて、ゲストにローレンス・フィールズ(p)という、豪華という形容詞では伝えきれない神々しいくらいの領域でのプレイを展開しています。フロント2管の渋さと熱さが同居するアグレッシブな吹きっぷりも痛快。これ以上の説明は不要でしょう。まず10秒聴いてみてください!
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M&I (MYCJ-30496) 『 Best Master Qualities 』/RAY BRYANT TRIO 1931年フィラデルフィア生まれで、ジャズ界の最高峰に立つ大御所=レイ・ブライアント(p)が奏でる風格と滋味のプレイを凝縮させたアルバム。本作はM&Iのベスト・マスター・クオリティという高音質CDシリーズの名のもと、2000年前後にレイ・ブライアントが録音したテイクを集めた作品です。楽曲はオリジナルとアメリカン・ジャズ・スタンダード。ヨーロッパの綺麗なピアノ・トリオも素敵だけど、ジャズはこうでなくちゃ!と言いたくなるような黒人ジャズらしいスウィンギンでブルージーな内容です。ピアノ・ジャズ・ファン、オーディオ・ファン共に楽しめる1枚ですよ。
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COMMODO (IPA-33001) 『 THE NEW SOUND OF BRITISH JAZZ 』/V.A. ノスタルジア77など、さまざまな名義で作品をリリースしているUK発〈踊れるジャズ〉の仕掛人=ベン・ラムディンが自身のレーベル名をそのまま冠した新作を発表。ジャズがポピュラー音楽であった1950〜60年代黄金期のスタイルと音にこだわり、新しい音楽を前進して見つめるのと同じように過去の偉大な財産を振り返るという壮大な1枚。温故知新とでもいうべきでしょうか。古いものがどういうワケか新しく聴こえます。とにかくカッコ良いのです・・・。
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3/16 | |||||||||||||||||
fresh sound(FSNT-338) 『 B-SIDES 』/Joao Lencastre's Communion フレッシュ・サウンドより現代ジャズの最先端な1枚が届きました。リーダーはポルトガルやNYで目覚しい活動を見せるドラマー=ジョアン・レンカストレ。「あまり聞かない名前だなぁ」、なんて思われたア・ナ・タ!彼の率いるメンバーをご覧下さい。今やNYを代表するテナー・マン=デヴィッド・ビニーやトランペット奏者=フィル・グレナディア、そしてプーさんやゲイリー・ピーコックやポール・モチアンが大絶賛するベーシスト=トーマス・モーガン(日本通です)が参加しているのですよ!フリーな要素を部分的に交えつつ芸術性と職人ワザで魅せてくれるので、今のジャズに興味がある方やプレイヤーの方々には是非とも聴いて頂きたい作品です。各々の能力の高さに圧倒されますよ!
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nagel heyer(nagel-heyer-2082) 『 Kein Weg Zu Weit 』/Judit Pixner Quartett 近頃、次々と優秀なヴォーカル作品を輩出しているナゲル・ヘイヤーからリリースされた、とっておきの1枚!文字通りスウィートでソフトな声の持ち主=ユーディット・ピクスナー(vo)が、殺し文句の連続のような甘美なメロディを歌い上げます。澄んだ高音、安定した歌唱、ここぞという時のキュートな声の表情を耳にしたら、きっとヴォーカル・ファンの殿方は恋に落ちてしまうことでしょう。また、バックの演奏も超一流なので要チェックです。ナゲル・ヘイヤーは「流行」ではなく「クオリティ」を最優先しているのですが、その想いに反して(?)大ヒットの予感がする1枚です・・・。
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Garagista Music(GM108) 『 Step Up 』/ROB JACOBY デヴィッド・ヘイゼルタイン(p)やブライアン・リンチ(tp)が参加する、USマイナーの極上ハード・バップ作品です!若き主役のロブ・ジャコビー(ts)は、現在ニューヨークで活躍するテナーマン。オーソドックスな2ホーン・クインテットでエネルギッシュに聴かせてくれます。ヘイゼルタインやリンチのサポート・プレイが抜群なので、聴いてかなり楽しめる1枚に仕上がっています。ジャズといえばスタンダード!という方や、50〜60年代ハード・バップ・サウンドが好きな方には特にオススメですよ。
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PAGETOWN RECORDS(PTCD003) 『 You can see the ocean from here 』/SHARON MINEMOTO TRIO 日系のカナダ人ピアニスト=シャロン・ミネモトさんのピアノ・トリオ最新作は、年に数枚だけお目にかかれるか否かの美しいメロディと心地良いプレイに徹するソリッドな作品と言って良いでしょう。渋めのスタンダードの合間にオリジナルを編み込んだ構成で、瑞々しいタッチと感性が全体から発散されます。聴きやすいのですが、音が全く古臭くないので全てのピアノ・トリオ・ファンに喜んで頂けること間違いナシ!センスが良くて惚れ惚れしてしまう、そんな素敵な1枚なのです。
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3/9 | |||||||||||||||||||
Universal(UCCU-1188) 『 BARE BONES 』/madeleine peyroux 全世界で喝采を博する、至高のシンガー・ソング・ライター=マデリン・ペルー!“21世紀のビリー・ホリーデー”、“ポスト・ジョニ・ミッチェル”、“女性版レナード・コーエン”など様々な絶賛の寄せられるシンガーです。2008年、カリフォルニアは太陽の地サンタ・モニカで収録された最新作は、滑らかなサウンドに乗せて次々と紡がれていく物語が胸に暖かい一枚。また、ジョニ・ミッチェルのパートナーとして知られるラリー・クラインの絶妙なプロデュース・ワークも光ります。
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NAIVE(NV-814611) 『 SHARE 』/BAPTISTE TROTIGNON ポスト・メルドーとの呼び声も高いフランスの名ピアニスト=バプティスト・トロティニョンの新作!現代ジャズ通にはお馴染みのマット・ペンマン(b)やエリック・ハーランド(ds)やオーティス・ブラウン三世(ds)をリズム・セクションに迎え、実にコントロールの利いたプレイを展開。ビターな美しさを見せるトロティニョンのピアノと現代NYの風を感じさせるシャープでスタイリッシュなリズム隊のコンビネーションに圧倒されることでしょう。マーク・ターナー(ts)やトム・ハレル(tp)がスペシャル・ゲストと参加している点も一聴の価値アリですよ。
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VICTOR(VICJ-61589) 『 Haven't We Met? 』/emilie-claire barlow カナダで絶大な人気を誇る実力派女性ヴォーカリスト=エミリー・クレア・バーロウ。通算7枚目となる本アルバムは、これまでの彼女の実力・才能が開花した会心作となりました。可憐で心癒される歌声、高速スキャットなどを駆使し、お馴染みのスタンダードからボサノバから究極のバラードまで、彼女の魅力がたっぷり詰まった一枚に仕上がっています。初心者から熱狂的なヴォーカル・ファンにまで楽しんでいただける1枚です。それにしてもここ数年のカナダは熱いですね。
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TURNAROUND(TSI-CA-1009681) 『 Re-Introduction 』/Albert Rivera アルバート・リヴェラ(ts)によるリーダー作は、捨て曲なしで一気に聴かせます!あまり聞かない名前だな・・・と思われた方、ご安心を。メンバーにクリスチャン・スコット(tp)やジミー・グリーン(ts)やラルフ・ピータソン(ds)が迎えられている作品なんです!一たび耳にすると、コルトレーン直系の世界観が反映されたサウンドに身震いされされることでしょう。現代NYジャズのエッセンスを生かしつつ、スピリチュアルな王道黒人ジャズを推進する魂もビシビシと伝わってきます。聴いて、憶えて損は無いジャズ・マンがまた誕生です!
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1 | nagel heyer(NH-1024) 『 THE ANTONIO CARLOS JOBIM SONGBOOK 』/V.A. ドイツの名門ナゲル・ヘイヤーで楽しむ巨匠アントニオ・カルロス・ジョビン・コンピレーション!同レーベルに残された豊富な音源から、「ボサノバ生みの親」ともいうべきジョビンの名曲ばかりを集めた、オシャレなソング・ブックです。リャンビコ、ゾナ・スル、テリー・リチャーズ、ケン・ペプロウスキー、ウェイン・エスコフリーなど、このレーベルを代表するアーティストたちの演奏を選曲。ボーカルものとインストものがバランスよく並んでおり、誰もが気軽に楽しめるおしゃれなボサノバ・アルバムに仕上がっています。
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2 | SteepleChase(SCCD-31655) 『 LONDON LULLABY 』/MARCUS PRINTUP マルサリス派のトランペッター=マーカス・プリンタップによる2作目となるスティープル・チェイス作品。テッド・ナッシュ(ts,as)、エリック・リード(p)、バラク・モリ(b)、ウィリー・ジョーンズ・V(ds)という、泣く子も黙るメンバーを率いて挑みます!ブルージーでモーダルでストレート・アヘッドな作風がジャズ・ファンの心を揺さぶることでしょう。マイルスやオーネット・コールマン、エヴァンスやジョビンの作品を選んできているあたりもニクイです・・・。
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3 | SONY(Germany)(88697392002) 『 teilzeithippie 』/ANNETT LOUISAN ドイツで大人気の歌姫=アネット・ルイザン(vo)。日本ではまだまだ無名で情報も少ないシンガーですが、これはメロディ・ガルドーやアリッサ・グラハムに続くヒットの予感がする1枚です!彼女の特徴は、そのキュートな顔・・・もですが、なんと言ってもその独特の歌声!もうドイツ語とは思えないくらいカワイイです。ポップでキュート、ジャジーでお洒落・・・とっても女の子らしいサウンドに仕上がっています。これは一聴の価値アリですよ!
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4 | FMR(FMR-9005) 『 AFTER THE LAST DANCE 』/CHARMAINE FORD / NICK TIPPING / RICHARD WISE 1980年ニュージーランド生まれの女流ピアニスト=チャーメイン・フォード!まだまだ記憶に新しい前作が、NZベスト・ジャズ・アルバムに選ばれ、ニュージーランドでは不動の地位を築きつつある人物です。曲目はほぼオリジナルなのですが、全体的に抑制も効いていて聴き易い内容。不協和音や音程をはずした不快感を与えるような音が皆無なので、初心者からジャズ・プレイヤーにまでお楽しみ頂けます。
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